「ここ数年、健康ブームやダイエットブームによって、「(しっかり食べるよりも)粗食の方が健康によい」という誤解された認識が広がっています。それらは私の著書『定年後、人はなぜ太るのか(家の光協会)』でも指摘しているとおりです。シニアになっても若いときと必要なたんぱく質の量はかわりません。豆腐や納豆、煮豆から摂る植物性たんばく質と同様、肉や魚から摂る動物性たんばく質も重要です。また魚にはDHAという不飽和脂肪酸が含まれています。朝の時間がないときは缶詰などの保存食を上手に利用するのもよいかと思います。魚に含まれるDHAは朝に摂ると脳が元気になるとも言われています。
中年以降は免疫力アップのために食物繊維も必要です。最近は、調理の手間が省けて食べやすいドライフルーツ入りのシリアルも発売されていますので朝ごはんのバリエーションに加えてみるのもよいと思います」